「これ、こんなに重かったっけ?」
久しぶりに食べた天丼。最初の一口、二口は普通に美味しい。 けれど、半分を過ぎたあたりで急に箸が止まりました。
味は良い。嫌いになったわけでもない。 それなのに、口ではなく“胃”が静かにギブアップを告げてくる。50代になってから増えた、このなんとも言えない感覚について少し書いてみます。

■ 天丼はきつい。でも「天ぷら」は今も美味しい
天丼に乗っている天ぷらだって、味は今でも美味しいと感じます。サクッと揚がったものを食べているときは、やっぱり良いなと思う。
でも、天丼になると話が別なんです。途中で、明らかに胃が重くなる。タレというよりは、完全に「油」の問題です。ご飯にまで染みた油がずっと続く感じで、逃げ場がない。
同じ天ぷらでも、食べ方が変わるだけでここまで違うのかと、自分の体質に驚かされます。
■ フライならいける不思議。クランチ食感に脳が騙されている?
天丼であれだけ「もういいかな……」となるのに、とんかつやフライは不思議と最後までいけてしまう。パン粉の方が油を吸いそうな気がするのですが、なぜなのか。

もしかすると、あの「クランチ食感」が脳を心地よく騙しているのかもしれません。衣のザクザクした刺激が、「重さ」を感じるセンサーを麻痺させているのでしょうか。この“見えない境界線”が、年齢とともに妙にシビアになってきました。
■ 背脂ラーメンと「株主優待」のジレンマ
特に背脂系ラーメン。避けたいのが本音ですが、どうしても行く理由があります。——「株主優待」があるからです。
本当は背脂なしにしたいのですが、店員さんに聞くと「少なめなら……」という返答。背脂が売りの店でゼロにするのも、なんだか失礼な気がしてしまいます。
もちろん味は美味しいんです。ただ、その日のうちにお腹を壊すリスクを頭が冷静に考えている。だから「少なめ」で折り合いをつける。「食べたい欲求」と「体への配慮」のバランスを取っているのが、今の私の現実です。
■ 食べ放題の魔力と、帰り道の「反省会」
今でも惹かれてしまう、おしゃれなビュッフェ。「今日は大丈夫じゃないか」と思って席についても、結局、帰り道にはいつもの後悔がやってきます。
「なんであそこで、やめなかったんだろう」
昔ほど食べているわけじゃないのに、しっかりダメージだけは残る。これが50代の現実です。
■ まとめ:ほどほどが一番
食べたい気持ちは変わらないけれど、後で辛くならないように選ぶことが、いつの間にか習慣になってきました。結局、また「今日は大丈夫」と自分に言い聞かせてビュッフェに入ってしまう気がしますが、その夜には静かに反省する。そんな“食後の反省会”、同じように経験している方はいらっしゃいますか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にも日々の暮らしや美味しいものについて綴っています。